■ パラボラ工法
■ パラボラ工法とは?
パラボラ工法はマンホール鉄蓋の交換・補修の円球切断新工法です。
パラボラ工法とは、下水道等のマンホール蓋の交換作業やかさ上げ補修工事におい
て、蓋廻りを円形に、断面を湾曲に切断します。これにより、従来工法と比較して、
施工時の作業性向上と補修箇所の耐久性向上wp両立する画期的な工法です。
例えば、道を走っていると、下水道や水道のマンホールがあります。そのマンホー
ルが道よりも高かったり低かったりして、道が凸凹になっていると、とても走りづら
く、車も痛みます。その高さを調整する方法の一つが、「パラボラ工法」です。
【特 徴】お椀型のパラボラブレードにより、円形・湾曲断面のパラボラ状断面に
切断します。
このような施工方法により、経済性、施工性、耐久性等の様々なメリッ
トが生まれます。
・路面上の形状が円形で景観を損なわない。
・直線カッター切り(枡切り)に比べ、施工ボリュームが減少する為
産業廃棄物の発生や復旧材料が少なくて済む。
・休面切断の為、既設舗装版との密着性が良く、階段段差を抑制でき
る。
・復旧は早強性の無収縮モルタル材料を用いるので、早期に交通開放
が可能です。
【 従来工法との比較 】従来工法では、蓋周り切断するため4工程を必要とし、
カットクロス部が生じます。パラボラ工法では1工種で
円形に捏断する為、カットクロス部もなく効率的です。
また、作業スペースも少なくてよく、補修面積を最小限
にすることで、材料使用や廃材発生が少なく、無駄なく
補修できます。
また、従来工法では補修箇所が沈下する恐れがあります
が、パラボラ工法では、湾曲切断面により既設断面と補
修箇所が一体化し、耐久性が確保できます。
パラボラカッター切断 | 無収縮モルタルっ充填 |
無収縮表層材充填、仕上げ | 完成 |