パラボラ工法


パラボラ工法とは?

 パラボラ工法はマンホール鉄蓋の交換・補修の円球切断新工法です。

 パラボラ工法とは、下水道等のマンホール蓋の交換作業やかさ上げ補修工事におい
て、蓋廻りを円形に、断面を湾曲に切断します。これにより、従来工法と比較して、
施工時の作業性向上と補修箇所の耐久性向上wp両立する画期的な工法です。
 例えば、道を走っていると、下水道や水道のマンホールがあります。そのマンホー
ルが道よりも高かったり低かったりして、道が凸凹になっていると、とても走りづら
く、車も痛みます。その高さを調整する方法の一つが、「パラボラ工法」です。

 【特 徴】お椀型のパラボラブレードにより、円形・湾曲断面のパラボラ状断面に
      切断します。
      このような施工方法により、経済性、施工性、耐久性等の様々なメリッ
      トが生まれます。
       ・路面上の形状が円形で景観を損なわない。
       ・直線カッター切り(枡切り)に比べ、施工ボリュームが減少する為
        産業廃棄物の発生や復旧材料が少なくて済む。
       ・休面切断の為、既設舗装版との密着性が良く、階段段差を抑制でき
        る。
       ・復旧は早強性の無収縮モルタル材料を用いるので、早期に交通開放
        が可能です。

 【 従来工法との比較 】従来工法では、蓋周り切断するため4工程を必要とし、
            カットクロス部が生じます。パラボラ工法では1工種で
            円形に捏断する為、カットクロス部もなく効率的です。
            また、作業スペースも少なくてよく、補修面積を最小限
            にすることで、材料使用や廃材発生が少なく、無駄なく
            補修できます。

            また、従来工法では補修箇所が沈下する恐れがあります
            が、パラボラ工法では、湾曲切断面により既設断面と補
            修箇所が一体化し、耐久性が確保できます。

パラボラカッター切断 無収縮モルタルっ充填
無収縮表層材充填、仕上げ 完成